About

K-portは、俳優・渡辺謙が、“心の港(=port)”をプレゼントしようと、東日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市に作ったカフェです。コンセプトは、「繋(つな)ぐ」。カフェとして、またイベントやギャラリーのスペースとして、気仙沼で暮らす人々を繋ぐ場所でありたい、そして気仙沼と他の地域や世界を繋ぐ場所となりたい。K-portの「K」は、気仙沼の「K」、渡辺謙の「K」、そして絆の「K」。もちろん、心の「K」でもあります。気仙沼港のすぐ目の前、不規則な五角形の黒い建物は、芝居などのエンターテイメントが行われる“小屋”をイメージしたもの。「何よりもまず、楽しい空間にしたい」という渡辺の思いを受け止め、世界的に知られる建築家・伊東豊雄さんが設計しました。
2013.10.20 K-port点灯式

Story

2011年3月11日、東日本大震災。その発生をアメリカからの帰国途中に知った渡辺は、「何かをしなければ!」という思いに駆られ、クリエイターの小山薫堂さんらとともに、すぐに、支援サイト「kizuna311」を立ち上げました。そして、現地にも繰り返し足を運びました。「できるだけ多くの人に会いたい。皆さんの気持ちを少しでも受け止めたい...」。お目にかかった方々は約1万人、その中で、被災地にも多くの友人ができました。K-portも、故郷の復興に奔走する友人たちとの交流から生まれました。NHKのドキュメンタリー取材で知り合って以来親交を深めるようになった、同世代の老舗酒造会社の社長、40代の鮮魚卸売業者、そして30代のコーヒーショップ経営者。「何をすれば被災地の役に立てるのか...」、2012年春から、彼らと何度も話し合いを重ねる中で、渡辺は、「“心の港(=port)”をプレゼントしたい」という思いに至ったのです。
人々の心を温かくし、勇気づけ、夢を与えられる“心の港”。「あそこに行けば、みんなと繋がることができる、そして何か楽しいことがある…」。そんな場所が求められていると渡辺は考えました。2012年9月、渡辺は、復興支援への熱い思いを胸に、世界的に知られる建築家・伊東豊雄さんの事務所を訪ねました。伊東さんも、「みんなの家」を建てるなど積極的に被災地支援に取り組んでいます。渡辺が「建物の設計をお願いしたい」と伝えると伊東さんは快諾、伊東事務所の若いスタッフとともに設計をスタートさせてくださいました。目指したのは、普段はカフェとして憩いの場となり、時にはエンターテイメントのステージにも変身するような、スタイリッシュで楽しい空間づくり。渡辺や気仙沼の仲間たちもたびたび伊東さんと意見を交換しながら、2013年春に設計図が完成しました。そして、地元気仙沼の建設関係業者の皆さんなど多くの力を得て工事を開始し、2013年10月に建物が完成。同年11月25日、念願のオープンとなりました。

Access

K-port 〒988-0021 宮城県気仙沼市港町1-3 Tel: 0226-25-9915 E-mail: info@k-port.org